育休中にかんがえる。 ~私にとっての不妊治療・高齢出産~

KLC(加藤レディスクリニック)、新宿溝口クリニック(栄養療法)、セキムラ鍼灸医院にて不妊治療を経て41歳にて出産(2014年7月23日)。いま感じること、考えること、あれこれ。

ふへーい

KLCの季節、終了。いろいろあって2人目はあきらめました。はい。

もう気づいたらアラフォーじゃなくていよいよアラフィフだったですね。はい。びっくりです、はい。

 

人生の秋が見えてきた。

 

でも、どうやら人生はまだ長いらしい。

これから死ぬまでになにができるんだろうか。

 

生まれてきてよかった、と私はすでに思えている。若い頃から私にはいろんなこだわりや執着があった。夢もあれば失望もあった。正直にいえば私の人生には敗北と怨念があった。でも今は消えている。

いわく言い難い情念のようなもの、暗いものが私の中から消えている。46歳になって、これは大いなる発見だ。

 

自分が一般的に言うところの生殖年齢を過ぎかけていて、いわゆる「女じゃなくなる」ということにも、一年ぐらい前には震えるほどの恐怖と焦燥感があった。しかしこちらも薄らいできた。というより、そんなことは誰にでも訪れることだから、とだんだん開き直れてきた。死ぬことだって同じだ。死にたくはないが、誰でも遅かれ早かれ死ぬんだ。

 

私が執着していたおそらく最大のもの、私の赤ちゃん、私の子ども…と追いかけてきた息子も5歳になり、日々、別人格に変化している。私の大好きな子、もちろん今でも一番のもの、でも彼は私自身ではない。この子にとってさえも、私が「過去」になる日がくる。私の母親にとって私がそうであるように。

 

なるほど…こういうことか。という感じです。生きていくってこういうことだったのか。と。でもまだ早いかな。何かもうひとつ何か、何かやってから死にたいよ。ひとつといわず2つぐらい。かな。はい。