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育休中にかんがえる。 ~私にとっての不妊治療・高齢出産~

KLC(加藤レディスクリニック)、新宿溝口クリニック(栄養療法)、セキムラ鍼灸医院にて不妊治療を経て41歳にて出産(2014年7月23日)。いま感じること、考えること、あれこれ。

私がKLC(加藤レディスクリニック)に転院した理由②

 

2012月10月初診。平日の昼間に行ったので、案外空いていて、びっくりした。混んでいる、という評判を聞いていたからなのだが、土日に限るようだ(土曜は特に混んでいて、難民キャンプ並みで心が折れます…笑)

さてさてKLCの評判は、両極端である。技術的に高度なのは誰しも認めるところ、その一方で、総じて事務的な対応に評判が悪い。医者もそうだが、看護師(若い人多し)もなぜか冷たい。これホント。KLCにだけは行きたくないという声も聞くぐらいだ。前述のMクリニックでは、私は結果が出なかったが、看護師さんの対応の優しさや声がけは身に染みた。。それはおいとくとして個人的に一番問題だと思うのは、患者のメンタルや体質などに対する、ほとんど無関心および冷笑的な態度…、

それでも私がKLCを選んだ理由は、以下の3つ。

 排卵誘発剤の使用しない、もしくは最小に抑える、自然周期採卵であること

②上記により、意外(?)に時間的拘束が少ないこと

間違っているにせよ、正しいにせよ、なんらかの「思想と実践」が感じられること

 夢クリでもよかったんですけど新橋より西新宿のほうが近かったので。交通の便(大事!!)

私がそれ以前に受けた体外受精IVF)は、アンタゴニスト法というもので、HCGという排卵誘発剤を連日注射する(アンタゴニスト法に限らないが)。一度にたくさん卵子が採取できるので、妊娠確率は上昇すると言われる(KLCはこの考え自体に否定的)が、私は刺激法でも4つしか卵が取れず…

排卵誘発剤を長期間使うと、卵巣が疲労して反応しなくなる(KLCの説)のも怖い、連日注射して4つなら、刺激法では一度行うと3か月は休みなのだから、4つなら、4ヶ月連続採卵しても確率はほぼ同じじゃないですか~。と思った。

それに、痛い注射や、術後にぼんやりとする麻酔がないことは、個人的にはありがたかった。

そして、その方が通院もラクなのである。刺激法では、採卵するまで「一大事」という感じだったが、KLCでは採卵したその日に、買い物もできるし、お茶もできるし、遅れて出社して仕事もできる…(私は午後出社していました…)。

そしてKLCには、よくも悪くもわかりやすい「方針」がある。それは「よい精子とよい卵子が確実に出会ってよい受精卵ができれば妊娠できる」というシンプルなもの。高齢不妊の大部分が、原因不明と言われるが、少なくともこれで受精障害、卵管機能障害はこれでクリアできるわけだ。そしてKLCの考える「よい卵子」を採取するための最良と思われる方法が、自然周期採卵であり、「確実に出会わせる」のが体外受精もしくは顕微授精の手わざ技術ということだ。症例が豊富なので、胚盤胞のクラス、着床率の説明なども明快だ。

初診の際、私は言った。

「FSHが16で、もう(自然?)妊娠は難しいかもしれないと言われたのですが」

医者の答え。

「確かにFSHが高いのはよいとは言えませんが、それは卵巣機能が衰えても卵子を出そうと頑張ってる証拠であって、卵子が出ないわけではない。ひとつでも赤ちゃんになれる卵子が得られれば、妊娠は可能です。つまり、気にすることはありません

 

気にすることない。

 

 え~?? え~!?!?ええ~っ!?

 FSH16で絶望しかけていた自分、前の病院と全く違ったニュアンスで言われて本当に(よい意味で)びっくりした。まあ、気にすることはないということは、気にしても仕方ない、という意味と同じだったのかもしれないが!!

その日じゅうに採血(たまたま生理3日目にいった)、採卵サイクルが決まった。